新築マンションが売れなくなった？
たま～にアクセス数を稼ぎたいだけの悪い記事が出てきますので、今日は仕事も休みで時間もあるので簡単に反論をしてみようかと思います。
その前に何故にマンション否定の記事がいっぱい出るのか
その前に何故にこのようなマンション否定の記事がいっぱい出るのかですが、簡単にいえば金持ちしか買えないのが一番の原因です。特にタワーマンションはその一番の例でしょう。タワーマンションの暴落の記事は5年以上前からずっと出ています。特に五輪前の2019年ぐらいが危ないという記事がありました。ところが、どっこい現在新築マンションも中古マンションも最高値付近にいます。私自身もさすがに山かなとは思ってはいるのですが、一旦落ちても数年で簡単に前の数字を超えていくでしょう。これは、リーマンショックのときも同じでした。一時的に相場が落ちましたが、3年後には簡単に前の値を超えていきました。
よく金持ちが叩かれるのと同じことです。ホリエモンとか。
どう考えても作りすぎ
今、新築マンションは首都圏では4万戸も作られておりません。20年前は8万戸作られていました。どこをどうみても作りすぎではないでしょう。特に東京都下はまだまだ人口は増えています。逆にいえば、もうマンションを作れる場所がなくなりつつあるということです。今後供給戸数はどんどん減っていきます。多分10年後には2万戸ぐらいまでに落ち込みそうです。
今後、成算の取れる土地がどんどんなくなってきますので、都心への供給戸数は間違いなく減ってきます。
ゴールドクレスト
この記事の例に出ているゴールドクレストは、少し変わった会社なだけです。大体、つい最近といっている割には2010年のマンションの例に出しているところで、煽り記事と分かりますが、ゴールドクレストといえば下記のマンションでしょう。
このマンションはなんとリーマンショック前の2007年発売のマンションになります。それがまだ完売していないのです。このマンションは何故か売れていないのに、どんどん値上げしていくのです。周りの相場が上がっていることが理由なのですが、周りの相場につれてどんどん値上げしていく不思議なマンションになります。このゴールドクレストというのは非常に特殊な会社ですので参考にすること次第おかしいといえます。決算が見れる人であれば見ていただくと面白いかもしれませんが、ゴールドクレストの会社の状況は何がやっても揺らぐほどがないほど安定的な財務を誇っています。今後何があっても値段を下げることはしてこないでしょう。少人数経営なのも影響しているのかもしれません。
ゴールドクレストは、リーマンショックでもまったく値下げしない会社でした。何の影響もありませんでしたね。
住友不動産
ここには、話題に出てきませんが、この住友不動産の売り方も非常に不思議な売り方です。住友不動産の新築マンションははっきりいって高いです。例えば下記のマンションが代表例です。
このマンションの単価は坪370万円ともいわれます。近隣のマンションで少し駅から離れますが、坪270万円、坪290万円で売られていた時代に坪370万円なのです。2016年4月竣工ですのでもう3年以上完売していませんが、坪370万円という異常な額で出してきているので売れないのが当然なのです。住友不動産の考えもまったく値下げをしてこない会社なのです。周りに坪270万円のマンションが現在坪340万円ぐらいになってきているので、やっと住友不動産の相場と周りの相場があってきたのかなとは思いますがまだそれでも割高なのが現状です。住友不動産は、ずっと前からこのような売り方をしていますので、この会社も参考にならないといえます。
新築マンションといえば、三井不動産か住友不動産か野村不動産の3強かなと思います。この中で住友不動産の売却の仕方だけは異色といえそうです。
バブルが崩壊しはじめた？
私は、このような記事を5年以上前から見ています。そして、5年前に新築マンションを買ってた人は買っていなかった人と比べて1000万円以上の利益を上げていると思います。
ずっと崩壊といっていればいつか値段は一時的には下がると思うので、いつかは当たると思いますが、これだけ外れ続ける予想家もある意味すごいなと思います。逆にいえば、このような記事が出続けることによってバブル崩壊はないのかもしれません。
マンションに限らず株でも暴落芸人が多くいますね。一体いつ暴落するのかと聞きたくなりますが。ずっと暴落と言っていればそりゃいつか当たりますよね。
成功例は書かない
この中で、湾岸2LDKのマンションを購入して、300万円高いところで出して売れずに結局600万円ほど下げて売れたような例が上がっていました。4年前に新築で湾岸で値下がりをしているマンションの実例が欲しいところなんですが・・・。まず、私の知っている限り4年前に湾岸で買ったマンションで値段が下がったマンションは知りません。値上がりしまくっているマンションの例ならいくらでも上げることができますが、基本は下記の記事をごらんください。
他にも、クロノレジデンス、ティアロレジデンス、勝どきザタワー、キャピタルゲートプレイス、スカイズなど軽く1割以上は値上がりしたマンションばかりになります。まあ、大体この失敗例でも買った時から300万しか値段が下がっていないのであればそこまで失敗でもないような気もします。それだけ住んでいたわけですから。
少し値段をぼやかしますが、私はプラス700万円で売れました
私は、5000万円未満のマンションをプラス700万円で売却することができました。私は、どちらかというと成功例の方に入るかもしれませんが、このような多くいることは間違いありません。マンションに住んでプラスで売れるというのは、本当にすごいことなんですけどね。家賃などが一円もかからず住めるということですので。プラス700万円とありますが、実質的にはもっと利益が上がっているといえます。
しかし、今新築マンションの購入はまったほうがいい！
最後に、ここまでの記事と反対のようなことを書くようですが、今の新築マンション購入は待った方がいいです。今、おかしな値段の新築マンションが多く存在します。
例としては、上記です。このマンションが売れないことなど当然なのです。値段が異常すぎます。この周辺では中古マンションの成約が坪250万円以上ではほぼ出たことがありません。それが、駅徒歩7分でなんと新築の値段が坪330万円もするのです。間違いなくいえるのは、この値段だは絶対に買ってはいけません。この新築マンションは東急が出しているのですが、土地の買取値段が非常に高かったようなのでこの値段で出してきたのだとは思います。分譲マンションとしての質も非常に低くてかなり残念なマンションになりつつあります。このマンション以外でも今の新築マンションは値段が上がりすぎています。この記事の中では不動産会社が焦っているとか書いてありましたが、この値段で売れないのは不動産会社は十分に理解していると思います。ただ、赤字で売るわけにもいかないからこの値段で出しているだけです。今、マンションを販売している不動産会社は大手ばかりになります。体力が十分すぎるほどあるので値下げして売ることはないと思っているかもしれません。今は、新築マンションを買うより中古マンションの購入のがおすすめです。上の記事に上げたマンションも素晴らしいマンションです。新築マンションよりも設備がしっかりしているマンションが多くあるので、今高騰している新築マンションは買わずに中古マンションを購入することがおすすめでしょう。
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