二段階認証の言葉を知らない人間が決済会社のトップではダメ
7月に入ってもキャッシュレス決済に関しては、色々なサービスが展開されております。
この中で、セブンイレブンだけはQR決済を行っていませんでした。PaypayやD払いなども使うことができませんでした。そのセブンイレブンが今月からセブンペイのサービスを開始したわけですが、サービス開始直後から問題だらけでひどいことになっております。
セブンイレブンもこの頃色々と問題を起こしていますが、今回の問題は企業レベルの低下が気になるところです。
二段階認証の言葉も分からない社長
今回のセブンペイで、勝手に使われたり勝手にチャージされたことが発生したことに対して7月4日セブンペイの会社の社長が会見を行っていました。その中で、記者から「なぜ2段階認証を取り入れなかったのでしょうか?」という質問がありました。そのとき、社長がその言葉さえ知りませんでした。その後、記者から説明を受けた後の回答もひどいものでした。理解もまったくできていないようで、ITに対する知識の低さが非常に目立つ会見となりました。
こんな無能な人間がトップに立ててしまうセブンイレブンジャパンという会社は問題な気がします。
二段階認証とは
ところで、二段階認証とはなんでしょうか。簡単にいえば、ITとパスワードのログインだけではない認証システムとなります。例えば、電話番号のメッセージを使ったりメールアドレスを使ったりする方法になります。この二段階認証を使うかどうかは、そのサービスがどこまで重要なものかどうかによります。今回のように決済システムがある場合は、間違いなく必要なものになるでしょう。
一般の人が知らないのは問題ないでしょうが、これを決済会社のトップが知らないとはひどすぎます。
今回はなぜすぐに問題が起きたか
元々は、このログインシステムは、違うサービスで使われていたものだそうです。それに対して決済システムを付け加えたようです。サービスを増やしたときに、セキュリティレベルを変更するのはIT技術者であれば当然なのですが、この会社はそれが常識ではなかったようです。
最初からシステム構築をしたほうがまだよかったでしょう。元々あるサービスでしたので今回のように準備されて変なログインをするような人が出てきてしまったわけです。
7月1日からファミマペイのサービスも開始
7月1日からファミマペイのサービスも開始されております。つまり、セブンペイはこのファミマペイのサービス開始に合わせたかったのだと思います。この社長だとセキュリティレベルの問題など認識ができているとは思えませんが、慌ててサービスを開始した可能性もあります。ライバルに負けてはならないと思って慌てたのがよくわかります。
まとめ
キャッシュレス決済のサービスは今後も新しいものがどんどん開始されると思います。使う側から考えればあまり慌てて新規のサービスをするべきではないでしょう。今回のような事件に巻き込まれる可能性があります。難しいところですが、新しいサービスが開始されるときは色々なキャンペーンが行われます。実際、ファミマペイでは20000円チャージすれば3000円のキャンペーンが行われています。今月いっぱい使えるようですが、個人的には危ないかな~と思ってまだ私はチャージしておりません。ファミマペイは現時点で問題は発生していないので今月最後のあたりにチャージをするかもしれませんが、基本的に新しいサービスに慌てて乗ることはしないようにするつもりです。
新しいサービスは危ない・新しい商品は問題があるかもとかは昔から皆分かっていることだと思います。新しいサービスが開始されたからといって慌てて飛び乗らないほうがいいのは間違いないです。
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