セミリタイアと捨てるものの大きさの関連性
今回は、セミリタイアと捨てるものの大きさについて考えていきたいと思います。
上記で、過去の私の年収について書きましたが、私にも年収が高い時代がありました。そのあたりと現在でのセミリタイアへの難易度の違いについて書いていきたいと思います。
セミリタイアへの難易度は人によって違いますが、捨てるものの大きさについても決断への難易度は上がってくると思います。
捨てるものの大きさとは
それは、サラリーマンとしての社会的地位の差です。簡単にいえば、私のような年収500万ちょっとの人間と年収1000万円の人間では捨てるものの大きさがあまりに違うということです。私の中でいえば、30代前半のときに年収700万円のときと40で年収500万円の時でも捨てるものが違いすぎるといえます。
私は、結局年収700万で終わってしまいました。つまり、私は年収1000万を稼げる立場の人間になることはできませんでした。ある意味負け組ともいえるでしょう。私は、そのような人たちのことを批評できる立場ではないと思っていますが、その人たちがセミリタイアをする決断の難しさはよく分かります。
上記の記事でも書きましたが、年収1000万を稼げる人たちがセミリタイアをして今の立場に戻ってくるのは非常に難しいでしょう。少なくとも資金的にはアーリーリタイア前提で辞めるべきでしょう。
この捨てるものの大きさによってセミリタイアができるかどうかは大きく分かれてくるのではないかと思います。
捨てるものが大きい人は、セミリタイアへの決断も慎重にならざるえません。
捨てるものが小さい人たち
私もなんだかんだで年収500万円以上は稼いでおります。ただ、世の中にはこれより下の人も多くいるでしょう。個人的には、40歳以上で年収400万円未満で2000万円以上の貯蓄があるならサラリーマンをする必要はないのではと思います。年収400万円未満ですと仕事をする価値も低いですし、年収400万円未満で資産2000万円を貯めれる人は節約意識も私以上にはるかに高い人でしょう。また、年収400万円で2000万円を貯めた人たちというのはそこまで仕事が嫌だった人たちともいえます。仕事が嫌だからこそそこまで貯めた人たちなのですから。このような人たちは今すぐにでも仕事を辞めてセミリタイアの道に入ってしまったほうがいいと思います。そして、お金が足りなければ戻ればいいだけです。これだけ人不足の時代ですから仕事はいくらでもありますので、一度セミリタイアへの道へ入っていくのもいいでしょう。意外と年収400万円で2000万貯めれる人であれば資産はそこまで減っていかないのではと思います。
捨てるものが小さい人たちは、セミリタイアの決断もしやすいでしょう。そんな年収の小さい仕事にとらわれる必要はありません。
まとめ
今現在、パワーカップルなど年収が高い夫婦でもセミリタイアを目指す人が出てきております。年収が高ければ消費が多い活動をする必要があるかといえばそうでもありません。ただ、そのような人たちは本当に仕事を辞めるときにその決断はなかなか難しいものがあるのかもしれません。1億円などしっかりしたお金がないとなかなか辞めることができないかと思います。
逆に、私のように年収が低い人はセミリタイアもしやすいです。この頃、年収と貯蓄の増え方に連動性がなくなってきているのでこの点からも私程度の年収だとあまり役にたっていないともいえるのかもしれません。
年収が低くて貯蓄はある人は、セミリタイアをして別の道を探していったほうがいいと思います。貯蓄をそれだけしているということは、基本的には仕事が嫌な人たちばかりだと思いますので。
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