正社員という立場は将来なくなる!
現在、日本では正社員という立場が強すぎる状況にあります。それについて今回は考えていきたいと思います。
新人でいい会社に入れば収入が高いという時代はもうそろそろなくなると思います。
正社員が日本の生産性の低さの元凶
日本の生産性は、世界と比べて非常に低いと言われております。そして、それの元凶がこの日本の正社員制度だと思います。簡単にいえば、日本の正社員制度というのは怠ければ怠けただけ勝ち組な制度だと思います。日本の正社員制度の特徴として出世してもまともに給料の上がらない会社があることも上げられます。私が、最後にいた会社など新人でも年収400万円程度でしたが、10人ぐらい人をまとめる立場になっても年収600万円には届きませんでした。それなら、適当に頑張って年収500万円程度にしといて副業で稼いだほうがはるかに効果的な状況でした。この状況で頑張る人ってどんな人なんだろうと常に思っておりました。そして、当然のことながら一度ダメだと思われた人は出世できない状況になります。つまり、どんなに仕事を頑張っても無駄な状況になっていくわけです。このような状況で頑張れるわけがありません。これが、まさに日本の生産性の低下に繋がっているのは間違いないでしょう。
給料がまともに上がらない会社が多すぎです。
豊田社長でさえ、終身雇用は不可能といっている
現在、日本の労働に対して最大の影響を与えるのはトヨタ自動車でしょう。裾野が非常に大きい業界ですので。その社長である豊田社長も終身雇用は不可能と言っております。つまり、上記のように頑張る気にならない社員を抱えるのが不可能になっているのです。
現在の日本の雇用環境は、不思議な環境です。
日本は格差社会ではない
私は、日本は格差社会ではまったくないと思っております。もちろん、先ほど挙げた豊田社長は1億円以上もらっていますが、そのような人は非常に少ないです。基本的に、ほとんどの人が年収300万~年収600万円の間に収まっているのではないでしょうか。
生産性を上げるたまには、昇格すれば給料を上げる必要があります。現在日本の給料制度だと昇格してもほとんど上がらないのです。給料が上がっても年収が10%~20%程度上がる程度かと思います。年収500万円が年収600万円になってもそこまで嬉しくありません。
海外では、マネージャークラスになれば給料が倍になるようなところもあります。一般社員の年収はそこまで上げなくていいのでマネージャークラスになったら給料が一気に上がる形式にするべきです。つまり、年収500万円程度だった人がマネージャークラスになった途端に年収1000万円に上がれば皆やる気が出るのではないでしょうか。もっと多くの会社で一般社員とマネージャークラスの給料差をつけるべきだと思います。今だと一般社員で残業をいっぱいしたほうがいいとか意味の分からない状態になってしまっています。
日本の企業ほど昇格しても給料が上がらない会社はないようです。
正社員もクビに出来る時代に
そして、正社員もクビに出来る時代にするべきです。ただし、解雇のための費用を払うことを前提にします。大体、2年分ぐらいの年収を払うことを条件にクビに出来るようにするべきでしょう。これによって無駄な社員を次々とクビを切ることができます。そして、今まで無駄な社員と思われていた人たちも頑張ることは間違いありません。
がんがん正社員をクビにできるようにするべきでしょう。これは、会社側にとっても社員側にとっても幸せなことだと思います。自分が役立たずなのに会社にいなければいけない状況てけっこうつらいと思います。
日本にはまともに仕事をしないで給料をもらっている人たちが多すぎる
つまり、日本にはまともに仕事をしないで給料をもらっている人たちが多すぎるわけです。そしてこれは、給料をしないほうがいい状況を作っている企業側に大きな問題があります。
つまり、日本の正社員制度は、今でも無能な人たちを守っているといえるでしょう。そして、今後日本にはこのような人たちを守る状況ではなくなってきます。従って、若い人はもちろんですがある程度年齢が言っている人も正社員の制度が未来永劫続くとは思わないほうがいいでしょう。
今後は、正社員の時代ではなくまさに実力で仕事を取らないと生きていけない時代になるかもしれません。実力ない人は皆年収300万円程度になる時代かもしれませんね。
ある意味、フリーランスの時代が来るともいえそうです。
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