借金を無条件にしてはいけないと思っている人がいる

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借金を無条件にしてはいけないと思っている人がいる

今、日本では借金を無条件にしてはいけないと思っている人たちが多くいます。このような人たちを見ると日本の教育で金融知識をしっかり身に着けさせる必要があるなと強く感じます。

借金は、すべてが悪ではありません。借金をすることで資産を増やすこともできます。




クレジットカードは借金だから使わない

私が、よく聞く言葉の一つとしてクレジットカードは借金だから使わないという言葉です。クレジットカードは確かに借金であることは間違いありません。しかしながら、一回払いであれば金利はありません。つまり、金利0%の借金なのです。金利0%の借金はいくらでもするべきです。そして、本当であれば一番有利な支払い方法はボーナス払いです。半年後の支払いなのに金利が0で借りることができるのです。

金利が低すぎる今だと分からないが・・

30年も前は、金利が8%とかの時代でした。つまり、100万円の支払いがあったとしてその支払いを1年後に金利0で伸ばすことができたとします。そうすると8万円がそれまでに増えているわけです。これが一か月単位だとなかなか分かりにくいと思う人も多そうですが、金利が0の借金は出来る限り支払いを遅らすのは当然のことなのです。つまり、クレジットカードで支払いを1か月先に延ばすことができるというのはクレジットカードのメリットなのですが、それをデメリットと考えてしまう人がいます。これは、企業経営をしていれば当然のことなのですが、個人単位だとまったく理解できていない人が多くいることにびっくりします。

企業経営の基本ですが、入金は出来る限り早く求め、出金は出来る限り遅くするのは当然のことです。

今回の住宅ローンの金利は0.35%

来月にも、私は再度住宅ローンを組むことになります。住宅ローンは、まず大前提として住宅ローン減税というものがあります。なんとそれが1%もの減税を受けることができます。つまり、-0.65%でお金を借りていると同義になります。借金をしてお金がもらえるのになぜ借金をしないのかという話になりますので、今回はフルローンを組むことになりました。これは、当然の判断だと思いますが、この判断さえなんでお金持っているのに住宅ローンを組むのか不思議な人もいるようです。

そういえば、私はこの10年近く所得税をまともに払ったことがありませんね。住宅ローン減税を常に受けてましたので。

10年後になったら全額返済をするべきか

では、10年後になったら全額返済をするべきなのでしょうか。金利が―0.65%から0.35%になりますので全額返済をしたいと思う人もいるでしょう。でも、しかしながらそれでも全額返済をするべきではありません。現在、日本でもっとも安全な投資である国債ですが、ほとんどの証券会社で1000万預けたらそのうちの0.4%分をキャンペーンとしてお金をくれるサービスを行っております。つまり、これを考えれば金利が0.35%であれば全額返済などするべきではないのです。もし、将来お金が別に必要となれば金利0.35%の50倍近い金利でお金を借りる必要が出てくる可能性があります。出来る限りお金は自分の手元に置いておいたほうがよいでしょう。もちろん、この0.4%は金融知識がまったくない人向けの話になります。そういう人であっても0.4%の利回りを出すことができるのです。住宅ローン減税を受けてるときは、0.65%分に対してさらに0.4%分のお金を手に入れることができます。合計1%程度で大したことがない金額にも見えますが、6000万円の1%ですので年間で60万円の差になってきます。年間60万円も多くもらえるのに、なぜか住宅ローンを組まないほうがいいと思う人がいるのはとても不思議なことです。

小学生でもできそうな計算ですが、これが大の大人がなぜかできないのです。

一定以上の金融知識があれば

一定以上の金融知識があれば、年間3%~4%ぐらいで平均的に利回りを出すことはそこまで難しいことではありません。年間3%であれば6000万からみれば200万円近いお金になります。そうすれば、年間で250万円近い差になってしまいます。

金利が低い借金はいくらでもするべきでしょう。

低金利は今だけなのか

このあたりの話をすると低金利は今だけではないのかという話をする人もいます。実際金利の将来に関しては、分かりません。ただ、10年前これ以上金利は下がらないと言われている時点からさらに下がっているのも事実です。日本以外ではマイナス金利という国があるのも事実です。なので、今後さらに金利が下がる可能性もありますし、上がる可能性もあります。

大前提として、住宅ローン分のお金を持っていれば、金利の上下など何一つ気にする必要はありませんが・・・

金利が上がるときは今の日本の経済状態でないことだけは間違いない

金利が上がるときですが、間違いなく今の日本の経済状態でないことだけは間違いないかと思います。金利が上がるということは、皆が借金をするようになるということです。資金需要が強いということですから。今の日本で借金をしたくなる経済状態が生まれるとはとても思えないのですが、その状態が来ない限り金利が上がることはありません。そのときは、サラリーマンの人でも十分に恩恵が受けれるだけの経済状態になると思いますので、そこまで気にするところでもないと思います。

ただ、金利が上がるリスクを考えればさすがに住宅ローンを組むときは一定のお金は欲しいところかもしれませんね。

ただし、金利の高い借金はダメ

ただし、当然ですが金利の高い借金はダメです。一番目立つのがクレジットカードのリボ払いでしょう。クレジットカードが嫌な人の理由にこのリボ払いがすぐにできることがあるのかもしれません。クレジットカードもうざいぐらいのリボ払いにしてほしい手段を取ってきます。リボ払いにすると年会費を半額にするサービスやリボ払いにするとポイントを倍にするサービスなどがあったりします。また、クレジットカード会社は「ゆとりある支払いを」とか言ってリボ払いを押してきます。リボ払いの金利は18%です。これだけは絶対にしてはいけません。

クレジットカードのリボ払いだけは絶対にしてはいけません。あんなことをしていればお金は絶対に貯まりません。

銀行も個人のキャッシングへ

今やメガバンクもまともに稼ぐことができないのでこの個人のキャッシングで儲けに入っています。銀行だから大丈夫だろうと思うのも厳禁です。メガバンクで借りるのも辞めたほうがいいです。というより、メガバンクに関与することさえ辞めたほうがいいです。メガバンクに関与するすべてのことが割高です。給料の高い社員があれだけいるわけですから、とりあえずメガバンクのサービスと聞いたらすべて割高と思っていて問題はありません。

メガバンクは今後投資会社になるでしょう。今いる社員の9割以上は必要のない存在となりそうです。

まとめ

つまり、借金すべてが悪いわけではありませんが、金利の高い借金は間違いなく悪い借金です。逆にいえば金利の低い借金は間違いないいい借金です。住宅ローンみたいに借金してお金がもらえる借金は間違いなくよいい借金です。借金すべてが悪いのではなくいい借金と悪い借金が理解できるだけで、個人資産の増え方は全然違ってくることでしょう。

クレジットカードのリボ払いと住宅ローンの借金は同じ借金ですが、まったく違うものと理解する必要があるでしょう。

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