FIREの失敗例は金銭面以外が多い

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FIREの失敗例は金銭面以外が多い

FIRE(日本で言うアーリーリタイア、セミリタイアも含めて)の失敗例を見ていると、金銭面で失敗した例を見たことがありません。その理由は基本的に皆が保守的な見積もりをしている人が多いのが要因でしょう。

お金に関しては、しっかり計算している人が多いと思いますね。



FIREをする人は金銭面はしっかり見ている

FIREをする人は基本金銭面はしっかりしている人が多いです。仕事を辞めた後のシミュレーションはいくらでもしているでしょう。何よりも独身でFIREを失敗する理由などほとんどないともいえるのではないでしょうか。単純に3000万円とか貯めた人であれば生活レベルが低い人がほとんどです。多分、その人の生活レベルであれば正社員ではなくバイトでも十分に生活できるレベルだと思われます。

私のように夫婦でFIREするとリスクは高まりますが、それでも夫婦の足並みさえ揃ってればそこまでリスクとはいえません。いざとなれば働けばいいじゃんの一言で終わりですし、数千万円レベルを持っていれば間違いなく10年以上は特別働く必要はないのです。

私自身も夫婦で9000万円近く持っています。1円の収入がなくても月25万円使っていっても30年は持つ計算になります。30年後生きているかも分かりませんけどね・・・。20年もしたら年金ももらえて個人年金ももらえるので1円の収入がなくてももう問題ないのかもしれませんね。

FIREをするとき金銭面以外のシミュレーションが難しい

FIREをするときの難しさは金銭面ではないでしょう。大きく変わる生活のシミュレーションが非常に難しいといえます。例えばもし独身でFIREをすれば急に会話一つしなくなる人もいるのではと思います。それはそれで非常にきついでしょう。また、家族の反応も想定外の場合も多いです。FIREする前は「いいんじゃない?」とか言ってても「いつ仕事始めるんだ?」とか言われたりします。こうなると家族とも上手くやっていくのが難しくなります。金銭面はいくらでもシミュレーションができるのですが、金銭面以外はいくらシミュレーションをしても不確定要素が大きいのです。

実際に、セミリタイアブログやFIREブログを見てても金銭面での失敗はほとんどなくどちらかといえば金銭面以外で問題になっている人が多いと思われます。

夫婦でのFIREは金銭面以外の失敗リスクが低い

そして、夫婦でのFIREは金銭面以外の失敗リスクが低いといえるでしょう。先ほど会話しない問題もありません。家族との話も一番の家族は夫婦なのですから、そこさえ納得していれば親とかは特別文句を言ってきません。言ってこれないともいえるでしょう。ここも日本らしいところですが、結婚していないといつまでたっても子供扱いなところがあるのが要因ともいえそうですね。

夫婦でのセミリタイアブログ、FIREブログを見ていると順調ではないところが見つからないぐらいですね。

独身でFIREをする前は金銭面以外の適性を見ておく必要がありそう

別に独身でFIREがすべて失敗するとは言っていません。ただ、1人でFIREをするので当然ですが、家には自分1人しかいないのです。そして組織に属してもいないのです。例えば家で何かあっても誰にも気づいてもらえません。独身でFIREをする場合は、ある程度の社交性が必要なのではないかと思います。独身でFIREを成功している場合は、海外へ行ってみたり、日本でも色々なところを転々している人がいます。このように積極的な活動をする人でないとなかなか独身でのFIREは厳しいのではと思いますね。

独身でのFIREは金銭面以外に適性が必要だと思います。ある程度行動できる行動力が欲しいところですね。行動力があれば色々なところで会話したりすることで忙しくなりますし、色々なリスクが減ると思われます。独身の場合はそれこそFIREの中でもサイドFIREの方がいいともいえますね。何かしていたほうがいいと思います。

FIREをするときどうしても心配事が金銭面オンリーになっていますが、金銭面よりも気にするべきことがあるのではというお話でした。

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コメント

  1. ひろ@自由 より:

    mkso2018さんこんにちは。いつも楽しく拝見しています。

    >>FIREの失敗例は金銭面以外が多い

    …今は相場が安定しているからではないでしょうか?そもそもFIREという言葉が聞かれるようになったのはここ数年ですし、大きな相場の下落はないですよね?ダウや日経平均が半分になるくらいの相場がくれば、2000万~3000万くらいでFIREしている人はひとたまりもないと思いますけどね。先の事はわかりませんが(笑)

    • mkso2018 mkso2018 より:

      コメントありがとうございます。

      相場は安定しているように見えますが、去年の3月は日経平均は16000円程度まで落ち込んでいます。それでも、ほとんどの人が問題なく対応しています。リーマンショックも大きく下げたように見えて2年後には投資家のほとんどの人がプラスに転換したと思われます。2011年の大震災も2年後にはほとんどの人がプラス転換をしたのではないでしょうか。日経平均が半分になっても一年後に戻っているのであればほとんどの人は問題なくそれどころか多くの資産を持ってしまうぐらいだと思います。

      具体的に相場が安定していない時てどんなイメージなんですかね?リーマンショック程度であればFIREしている人のほとんどは無傷だと思われますが。それどころかかなり利益を上げそうです。何故なら信用取引をしているような人はいませんからね。1989年のバブル崩壊レベルだと確かに2000万円から3000万円のFIREしている人は厳しいことになるような気がしますが、その当時は日本のメガバンクが世界最大の時価総額を誇っていた時代でした。その時と今を比べると1989年レベルのことはなかなか起きないと思いますね。

      もし、1989年以上のことが起きればそれはFIREをしていてもサラリーマンをしていても同じことだと思われます。誰もが大変なことになっていると思いますね。そしてどちらかといえばサラリーマンをしているような人の方が危うい可能性まであるかと思いますね。それがどのようなことなのかまったくもって分かりませんが・・・。

  2. deds より:

    どうだろうな
    夫婦の関係をそこまで期待していいのかだな
    これだけ定年とともに離婚したりとか、夫源病などが取りざたされるところをみると夫婦のセミリタイアのリスクは相当高いように見えるなあ

    • mkso2018 mkso2018 より:

      いつもコメントを見ていると結婚に否定的な言葉が多いですね。結婚してませんよね。多分・・・それでは残念ながら出来ないとも思います。
      また、定年で仕事を辞める場合と結婚してすぐセミリタイア生活に入るのはまったく違うともいえます。定年まで仕事をして退職した後に離婚が多いのは特別な要素が色々ありそうですね。大体の場合仕事以外できない人間になっていますからね。

      少なくとも私たち夫婦はまったく問題なく生活しています。他の夫婦でもセミリタイアをしていて夫婦仲が上手くいっていない例を聞いたことがないぐらいです。離婚した例も聞いたことがないですね。逆に例があったら教えて欲しいぐらいです。これには色々な要素がありますが、サラリーマンをするよりも仕事を辞めていたほうが夫婦仲も上手くいくような気がしますね。サラリーマンをしているとそれどころじゃないというところがありますから。

  3. ひろ@自由 より:

    返答ありがとうございます。

    言い方が悪かったですね。申し訳ございません。

    安定した相場と言うより、きちんと資産が安定している、増えている相場だから金銭面の失敗は少ないのでは?

    おそらく、FIREの元はETFなどの投資商品の分配金が中心でしょうからその元のETFをある程度保有している人で評価損になっている人なんていないんじゃないでしょうか?

    ダウ・日経平均が半分など極端な例を出したので話がややこしくしてしまったのですが、例えば1年くらいの長い下げ相場になったらどうですか?アベノミクス以降こういう相場はありませんよね?それまでは、それが当たり前だったのですが。

    そういう事のない安定している相場だから、と言う意味です。おそらく必要以上に資産は増えているんじゃないでしょうか?その中でのFIREだから金銭面の問題点は出にくいのではないか?と思ったまでです。

    • mkso2018 mkso2018 より:

      引き続きコメントありがとうございます。

      アベノミクス以降で1年程度下げた期間はあったと思います。2015年7月ぐらいから2016年8月にかけて1年ぐらいで日経平均は2割程度下げました。これではダメですか?
      また、日経平均を基準にしていますが、日本の相場で売買している人は下げに強い耐性を持っていると思います。私も何気に下げ相場でも意外となんとかなっています。
      どちらかといえば長期投資であれば米国S&Pが基準になりそうなのですが、こちらに関してはリーマンショックを除けばまともにマイナスをした年を過去30年探すのが難しいぐらいだと思います。現在は特別なパフォーマンスを出しているという感じもしませんね。多分FIREをしている人にとっては日本市場よりも米国S&Pの暴落の方がダメージになると思われます。別にこれがないとも思わないのですが、過去を見るとリーマンショック程度の下げしかなく、あの程度の下げでは多分FIRE民は誰もお金に困らないのではないでしょうか。

      でも、言いたいことは分かります。現在の相場だと確かに必要以上に資産は増えているのは間違いないですね。仕事を辞めても資産を増やしている人ばかりです。でも、過去を振り返ると別に今が特別なパフォーマンスだとは思えないのが実情です。逆に私なんてその何かが起きるかなと思って米国市場投資一本にはしたくないと思っているのですけどね。

  4. ひろ@自由 より:

    コメントありがとうございます。食い下がってすみません。

    >>どちらかといえば長期投資であれば米国S&Pが基準になりそうなのですが、こちらに関してはリーマンショックを除けばまともにマイナスをした年を過去30年探すのが難しいぐらいだと思います。

    日経平均もバブルまではそんな感じですね。上がり続けている時はそのようなもんです。買い増せばいずれプラスになる。誰だって下がることを考えていない。バブル当時だって全然投資を知らない人が土地や株を買い始めたりしていました。そんな人だってその後30年以上停滞期に入るなんて思っていないはずです。同様にアメリカだってわかりませんよ。中国に負けたり、ヨーロッパが台頭したり、その他の国が成長したり。

    そもそもS&Pにしてもリーマショック以降ですでに5~6倍、直近の高値からしても4倍くらいにはなっているはずです。

    10年ちょっとで4~5倍になっている相場、その後も4~5倍になると思いますか?

    そう思っているなら、安心して投資したらよいと思いますし、リーマショック以降今までの相場が別に普通の相場だと思っているはずです。私はそうは思いません。少なくともそこまで今後大きく加熱していくとは思っていませんから、そこそこ安定していない相場はやってくると感じています。

    話がややこしくなってすみません。要するに私は、

    >>現在の相場だと確かに必要以上に資産は増えているのは間違いないですね。仕事を辞めても資産を増やしている人ばかりです。

    こういう状態が安定している相場だと思います。そういう相場ではFIREの失敗で金銭面の失敗例は多くないのでは?と思ったまでです。

    長々とすみませんでした。

    • mkso2018 mkso2018 より:

      コメントありがとうございます。

      現在の米国相場の上昇は異常だと判断しているんですね。ただこれは未来を見るしかないですね。いつかリーマンショック以上の下げが来るということですかね。リーマンショック程度では多分ほとんどの人が傷つかないでしょうから。ただ、個人的にはリーマンショック以上のことが起こるのであれば一番困るのはFIREしている人ではなくサラリーマンの方でしょうね。

      私個人としては、米国S&Pは10年で今後4倍とは思いませんが、それなりに上がると思っていますね。特にその大きな理由にインフレですね。S&Pは4倍になっているように見えますが、アメリカのインフレはけっこうすごく10年で2倍程度になってそうです。つまり、S&Pは4倍になっているのですが、インフレ率を引けばそこまですごいわけではないのです。お金の価値が半分になったけど、株価は4倍になって全体で2倍ぐらいのイメージでしょうか。実際に今アメリカいくとすべての物価が高すぎてびっくりしますからね。個人的にはS&Pよりも為替の動向の方がかなり不安視しています。なんか強烈な円高きてもおかしくない気もしますが、どうでしょうかね。今のアメリカの物価を見ると1ドル55円とかになっても不思議がない気もしますね。

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