生命保険の話をするときは税額控除の考慮をすべき

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生命保険の話をするときは税額控除の考慮をすべき

生命保険に入るのは馬鹿だとか、色々なことを言っている人がいますね。個人的には、勝手に人のことを決めつけることの方がはるかに馬鹿だと思うのですが・・・

今回は、生命保険の話をしたいと思います。



生命保険は入るべき?(個人年金以外)

まず、生命保険は入るべき?ですが、独身者は入るべきではないでしょう。よく葬式代とか言う人もいますが、そんなの考慮する前から入る必要などないと考えます。まあ、もし死にそうになったときの生活費を気にするなら、その生命保険に掛けるお金のS&Pにでも投資をしておいてください。そうすれば生命保険なんかよりはるかに効率的に稼げると思います。また、独身者の次に夫婦共働きで子供なしも同じ扱いになります。

問題は、子供がいる世帯ですね。これも夫婦共働きならほぼいらないといえます。もちろん、夫婦共働きでも夫と妻に収入格差が大きすぎれば違いますが、同じ収入であればいらないといえそうですね。

問題は、夫だけ(妻だけ)が収入源の場合です。この時だけ一定以上の保険が欲しいことになりますね。住宅ローンを使うことで賄うこともできるとは思いますが、そういうのもなければ一定以上の保険は掛けておいたほうがいいと思われます。本人が亡くなったことによってそれが子供までにいくのは辛いとしかいいようがないでしょう。

ただ、夫婦共働きも増えていますし、ほとんどの場合生命保険に入る必要はなしと考えられるでしょう。ここでは、税金の話もほとんど意味はないといえます。

生命保険に入るべき?(個人年金)

個人年金に関しても、否定派が多くいると思います。私もそこまで肯定しているわけでもありませんが、個人的には入ってもいいと思う人は少なくありません。

「銀行の貯金が多い人」・「貯蓄がまったくできない人」などは、個人年金は入っておいていいと思います。そして、私がこれ以外のところに当てはまるのですが、「お金を自分の触れないところに置きたい人」というのも入ってきます。これは、投資をしている人であればなんとなく気分は分かるのではないでしょうか。今はそこまでではないのですが、昔は特にこの傾向が強く一番最初に入った個人年金の最大の目的は「お金を自分の触れないところに置きたかった」というのが最大の理由になります。若い時に入ったものは金利も非常にいいので今は入っておいてよかったと思います。

今は、金利が悪いので少し微妙ですが、でも下のメリットは忘れてはいけないものになります。

年間16万円で17582円の節税効果がある

新制度の控除ですが、株をしている人であれば年間17582円の税金の控除ができることになります。年間16万円で8万円の所得税控除と5.6万円の住民税控除になります。所得税は、株の税金は15.315%なのでここから引かれることになりますし、仕事をしている人であれば住民税の税率は10%なのでここから引かれることになります。もちろん課税所得が330万円を超える人であれば20.42%の所得税が減ることにはなりますが、ここは少数の人だと思われるので抜いておきます。(年収650万円以上は必要ですね)

この税額控除はなかなか馬鹿にならないものがあると思います。個人年金は収支がすべてなので年間1割以上のお金が還付で返ってくるのは大きいといえますね。でも、確定申告が必須になりますが・・・。

でも、基本は個人の自由

ただし、私がこのように思っているだけで他人が生命保険に入っているのをすべて無駄だとはまったく思いません。それでその人の生活が成り立っているのであれば何の問題もないと思います。このブログを見ている人はどちらかというと貯蓄をしっかりして投資もしっかりしている人が多いと思われるので個人年金など入る必要がない人が多いと思いますが、(もしあるとしたら私と同じく「お金を自分の触れないところに置きたい人」)ある程度守りのお金、つまり銀行貯金が多い人であれば個人年金などに入っておくのもいいと思います。

iDeCoの方がいいのではと思う人もいるかもしれませんが、個人的には併用することも可能ですし、何よりもiDeCoのにもデメリットが多く存在するなとも思っています。次はiDeCoについても説明したいと思います。

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