経済的死者VSコロナ死者を考えてみる

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経済的死者VSコロナ死者を考えてみる

現在、日本ではコロナウィルスのために完全に自粛モードに入っています。

自粛モードに入れば多くの経済的死者が生まれることになります。ただし、何もしなければコロナウィルスの死者は増えることになるのかもしれません。

今回は、このことについて考えてみようと思います。

どちらも馬鹿にできないことだとは思います。



経済的死者とは

まず、経済的死者とは何か。これは失業や事業の失敗によって自殺の道を選んだ人になります。日本では、これまででも年間3000人以上がなくなっています。自殺者の総数に関しては2万人程度になります。

これに関しては、徐々に今まで減ってきました。そして、これが今回以降間違いなく増えることになるでしょう。それがどれぐらい増えるのかは、自粛期間がどれだけ続くかによっても変わってくるとは思いますが、桁が変わることも十分にありえると思います。

これは、なんとも言えないところです。また、自殺はしなくても金銭的に苦しくなって今後の人生が厳しくなるような人たちはもっと多くの数でいます。そういう意味では、10万人以上が経済的に死ぬ可能性も十分にありえるでしょう。

コロナウィルスでの死者

日本での現在のコロナウィルスでの死者はまだ1000人に達していない状況です。そして、ここで少し難しいところはコロナウィルスでの死者は、経済的な死者と比べるとは単純には比べないところもあります。

簡単にいえば、コロナウィルスがなくてもそれなりに弱っていた人たちが亡くなるわけです。年齢も確実ではありませんが、比較的高齢な方がなくなる傾向にあります。それに比べて経済的死者は若い方というより、今仕事を行っている方が死ぬことになります。この差は、かなり大きなものだと思います。

年寄りが生き残って若い人が死ぬとは、絶対に起きてはいけないことなのです。

インフルエンザでの死者数

さて、毎年話題になります、インフルエンザ。これも毎年多くの死者を生んでおります。日本では、毎年人数が増えて去年は2000人以上が亡くなったことになります。今年の新型コロナウィルスよりはるかに多くの人が亡くなっております。

世界でみれば、数十万人以上の方が、毎年インフルエンザで亡くなっていることになります。

私の意見は・・・対策を打った上で出来る限り経済活動を行う

私の意見は、自分たちなりに感染症対策を行った上で出来る限りの経済活動を行うことが一番いいとは思います。実際に現在大阪のパチンコ屋がやっていることが問題になっているかと思います。

パチンコ屋は、はっきりいって敵が多い業態です。誰も助けてくれません。自分たちの自分たちしか守ることはできないでしょう。お店が倒産をしてしまえば、実質的に本人たちは経済的死者になる可能性も十分にあります。その中で、お店を開く選択をした人たちを私はそこまで非難する気にはなれません。

私も、もしこれが1年後でなんかしらの店舗を開き活動をしていたらどのような行動にとるかは非常に難しいところだったと思います。家族を守るために、仕事を行うことはそこまで責めることもできないと私は思っております。

しかしながら、自粛をするべき意見も分かりますが、一つだけ違うことがあると思います。

それは、自粛をすれば早く経済的活動ができるようになるところです。私は、自粛をするしないは、将来的に早く経済的活動ができるようになるかどうかには関係ないと思っています。今回のこのコロナウィルスはワクチンができるまでは付き合っていくべきものだと思っています。

つまり、自粛をするのであれば1年以上の時間がかかる可能性が十分にあるわけです。逆にいえば、5月6日までという中途半端な自粛は意味が分からないのです。これが1年間の自粛であれば、多くの人が諦めて廃業をするでしょう。そして、日本全体でそれこそ経済的死者が100万人単位になる可能性もあるかと思います。こうすれば、サラリーマンの人たちも経済的死者について考えるようになるとも思いますが。

つまり、1年間かかってこの状態が続くことを想定した上で考えるべきところを中途半端に5月6日に区切っているからわけがわからなくなるわけです。

1年間、自粛を続けてくださいということであれば、十分に理解することが可能です。

そして、一番怖いことは

それは、自粛をしている人が自粛をしていない人たちへの攻撃です。個人的には、これは脅迫や殺人と実質的に変わらないと私は思っています。そして、本当はテレビに出ている人たちは自粛をするべきでないと思っている人たちもそのようなことをいえばネットリンチに会ってしまうので今の世の中に合わせているような人も多くいると思います。自分たちの今後の仕事がなくなるわけですから。

ホリエモンのように自分の意見がしっかり言える人は何事もなく発信しておりますが、私はそれ以外の人間もかなり多くの人がホリエモンと同等の意見を持っているとは思います。ただ、今の世の中のネットリンチが怖いから現状の自粛を行っているのが現状の世の中なんだろうと思います。

こうみるとネットの発達もいいことばかりではないなと思います。

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