アーリーリタイアに必要な金額(お金が減っていく恐怖に耐えられない場合)
過去にセミリタイアに必要な金額を考えましたが、ここではアーリーリタイアに必要な金額について考えていきます。この後、セミリタイアについて考えていきますがまずはアーリーリタイアを考えてからいくべきでしょう。
その当時と少し考え方が変わってきているところもあります。
お金が減っていく恐怖に耐えられるか
アーリーリタイアをするにあたって金額を考えるにあたって一番重要な要素がこのお金が減っていく恐怖に耐えられるかのような気がしてきております。
実際に、これは年齢にもよるのかもしれませんが、現時点で私はお金が減るのは、恐怖とはいえませんが、頑張って投資で減らなさないように努力はしております。やはり、現時点でお金が減るのは苦しいともいえます。ただし、実際のところはある程度お金が減っても問題がないはずなのです。それでも、このお金が減っていく恐怖に耐えられるかどうかで必要な金額が変わってくると思われます。
ただ、独身で60歳とかになればお金も減ってもいいと思うのも間違いないと思います。
生活費を考える
まず、生活費を考えることとします。アーリーリタイア(セミリタイアでも)をすれば当然のことながら仕事をしている時より時間があります。多くの人は出費が減るより増えると思ったほうがいいと思います。というより、アーリーリタイアをするには、他にしたいことがあるはずで、出費が増えたほうが健康的とも考えることができるでしょう。
出費は、ある程度増えたほうがいいと思いますし、人生を楽しむためにもそうであるべきとも思います。
独身の生活費(月25万)
住宅費+車+交通費:10万
光熱費と通信費:2万
食費:4万
日用品+美容:1万
税金など:3万
その他:5万
独身の生活費は、これぐらいが妥当なのかなと思います。これで月25万円で年間300万円となります。住宅費と車を混ぜたのは地方に行けば家賃は安いのですがその分車がかかります。このへんのバランスを取ると合わせて10万円というのが妥当な数字だと思われます。
その他5万円が多いと思うかもしれませんが、年間1回旅行にいけばそれなりの金額がかかります。また、時間もあるのでそこらへんをぶらぶらしたいと思う気持ちも沸いてくると思います。それ以外にも大型出費もたまにあるのでこれぐらいの金額は想定しているべきでしょう。
夫婦の生活費(月35万)
住宅費+車+交通費:12万
光熱費と通信費:3万
食費:6万
日用品+美容:3万
税金など:4万
その他:7万
このあたりで月35万円が一つの基準になると思います。年間にすると420万円になります。住宅費に関しては独身時代よりプラス2万円もすれば十分だと思います。光熱費や通信費はほぼ変わらないですが、1万円足しておきました。食費に関しては、2万円足しておきました。美容に関しても2万円足しておきました。
このように考えると夫婦でも月35万円程度であれば十分にやっていけるでしょう。
独身の場合のアーリーリタイアに必要な金額
年間300万円を投資で稼ぐ必要が出てくるわけです。大体利回り5%を投資で稼ぐことができるのであれば、税金も考えて7500万円の金額が必要になってきます。当然ですが、投資ですべてのお金を賄うので何歳であっても7500万円あれば年間300万を稼ぐことができるといえそうです。
夫婦の場合のアーリーリタイアに必要な金額
年間420万円を投資で稼ぐ必要が出てくるわけです。ここも利回り5%と計算すれば、税金を考えれば1億500万円が必要になってきます。この1億円超えを考えると下記の人はちょうどこの金額になっていますね。
この人はアーリーリタイアですので、まさにぴったしの金額を持っている形になりますね。ただ、この人は持ち家ですので生活費はもう少し安くなるともいえそうです。
まとめ
アーリーリタイアの場合で、お金が減っていかない前提の場合のお話ですので、何歳でも独身であれば7500万円、夫婦であれば1億500万円あれば十分にアーリーリタイアができるといえそうです。
次回は、ここからセミリタイアやもう少しお金を減らしていい場合を考えてみます。
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