マンションに求めるのは資産性か居住性か
タワーマンションのようにたくさんの住戸を売る必要があるときは、新築であっても周りの中古よりも安く売られる場合もありました。(過去形で語っているのはこの頃そのような物件がないからです。)
ただし、そのような物件ですと居住性が低いマンションが多いのが欠点ともいえます。それでも賃貸なんかよりははるかに居住性がいいので、資産性を気にする人はそのようなマンションを購入するべきでしょう
この頃の新築マンションはやばい値段のものばかりですね。今後は、新築マンションを買う時代ではなくなりつつあるかなと思います。新築マンションの値段が今後下がることはないでしょう。
北仲タワー
つい最近で、もっとも資産性が高かったマンションといえば北仲タワーでしょう。
これは、誰が見ても損をすることがないマンションと言えました。私も、他にマンションを契約していなければ購入した可能性もありました。絶対にプラスになることが分かっていたマンションでしたので。ただし、私は横浜がそこまで好きではなく立地が馬車道というのが欠点でした。(でも、馬車道から1分で坪300万円ちょっとというのは信じられない金額でしたね。)
タワーマンションを購入することを何も考えずにすぐに損することだと思っている人が他のブログなどを見ていても多いですが、この北仲のマンションを買えば10年間買ってもマイナスになることはほぼあり得なかった物件といえるでしょう。現状は、そこからかなり相場が上がっていますので、即売っただけでも1000万円は軽く儲かってしまうでしょう。
北仲のタワーはそこまで居住性が悪いマンションではありませんが、ハルミフラッグと比べるとかなり落ちると思います。
ハルミフラッグ
逆に居住性が非常に高い物件といえばハルミフラッグでしょう。
ハルミフラッグは、一番近い駅から15分以上かかるという普通ではあり得ない物件です。しかしながら、場所が東京都中央区という物理的距離が銀座や東京に近いです。現在、東京ではシェアサイクルが大人気です。このシェアサイクルを使えば東京までも行くことが可能です。また、タクシー使いを日常的にする人にとっても最高の物件といえるでしょう。
ただし、駅から15分以上かかるという現実があります。このマンションを馬車道から1分の物件が同じ金額で売られているわけです。その変わりといってはなんですが、ハルミフラッグの専有部分も共有施設もほぼ最高クラスでしょう。
馬車道から1分と勝どき駅から15分、どちらがいいかは人によって違いますが、一般的には馬車道から1分のがいいでしょう。それが同額で売られているわけです。資産性では、馬車道から1分の方が圧倒的といえます。
独身なら北仲、夫婦ならハルミフラッグ
私は、この二つの中で選べと言うなら独身なら北仲を選びますし、夫婦ならハルミフラッグを選ぶでしょう。マンションはもちろん資産性も重要ですが、そこで長く住むことを考えるのであれば、居住性を非常に求めたいところです。そして、夫婦で住むなら資産性より居住性を選びたいところです。
とはいっても北仲も十分居住性のいいマンションです。賃貸を選ぶぐらいなら北仲タワーを選ぶのは当然のことだったと思います。私は、今回はどちらも選ぶことはしませんでした。居住性を強く重視して選びましたが、そのマンション内では資産性も重視して選んだと思います。10年後に売却してもマイナスになることはありえない物件だと思っております。
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