FIREした1000人に聞いた、リタイア時の総資産は?

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FIREした1000人に聞いた、リタイア時の総資産は?

FIRE関連の記事を検索していたら、FIREした1000人に聞いたリタイア時の資産はというのがありました。

今回はこれについて、考えていきたいと思います。

実際のネットの意見とは大きく違いそうです。



リタイア時の総資産

ネットで見る限り、低資産でのFIREについて否定的な人が多いのは否めません。たまに1000万円でのFIREなどをしている人もいますが、、私もその人のまねをしたいと思ったことは一度もないですね。

「FIRE」した1000人に聞いた、リタイア時の総資産は?
LENDEXは6月22日、「早期リタイアと資産形成」に関する調査結果を発表した。調査は5月27日~28日、早期リタイアをした男女1,019名を対象にインターネットで行われた。

ただ、上記の記事を見ていると2000万円以下のFIREが多く、3000万以下まで合わせると56.8%になるので3000万円以下のFIREがマジョリティともいえますね。

私は、世帯で考えれば8000万円でのFIREになるので上位20%にはほぼ確実に入っているレベルといえそうですね。

これを見ると実際のFIREは意外と少ないお金でも行われているといえそうですね。

2000万円の貯め方に依存しそう

この記事では、2000万円以下でFIREをしている人が多くいます。ネットの主流では、2000万円程度で出来るわけないというのが主流といえば主流でしょう。特に実際FIREをしていない人はそう思うかもしれません。ただ、その人は2000万円を貯めたわけです。ある意味、この2000万円の貯め方にも依存するともいえそうです。

例えば、10年で平均手取り年収300万円の人が2000万円貯めたとします。この人は10年間で3000万円をもらいながらも2000万円を貯めたのです。10年間仕事をしたということは収入のうち1000万円しか減っていないわけです。つまり、これから逆算すれば、2000万円もあれば後20年は何もしないでいけるともいえますね。それも、0円の頃と2000万円であれば投資などの運用も想定すれば20年どころか30年でもいけるかもしれませんね。このような人は、2000万円でのFIREも何も問題ないといえるでしょう。30年いけるのであれば、10年仕事をした上で30年経てば62歳になります。

ただ、例えば、20年で平均手取り年収500万の人が2000万円しか貯まっていないのであれば、また話は別です。20年間で1億円の収入がありながら、2000万円しか貯まっていないのです。つまり、20年間で収入のうち8000万円を使っているので年間400万円を使っていたことになります。つまり、この人は2000万円では5年しか持たないことになります。資産運用を加味しても10年にするのは厳しいのではと思いますね。この人は20年仕事をした上で5年しか持たないので47歳なのでまだまだFIREには早いとしかいいようがありません。

それ以外にも例を上げるとしたら、20代のことはFIREなど考えたこともなくお金をがんがん使っていたけど、30代頃から仕事が厳しくなってお金を貯め始めたとかいう人もいるのではないでしょうか。そういう人は、お金を貯め始めた年を起点として考えるのもいいと思います。就職して10年後の33歳にFIREを意識してお金を貯め始めた人であれば、33歳からの平均手取り年収を元に考えたりもできると思います。例えば、33歳からの平均手取り年収が400万円として、月20万円使用の240万円を使ったと考えれば、45歳には1920万円貯まったいることになります。これだと、8年しか持たないからFIREには早いですね。50歳までいけば、2720万円貯まっているので、61歳までいけるので資産運用も加味すればFIRE可能といえるかもしれません。65歳まで持たせたいのであれば53歳まで働けば3200万円貯まっているので、年金がもらえる65歳まで持つことも可能といえるでしょう。この前提には、資産運用も考えていませんし、FIRE後の使うお金もFIRE前と同じで計算していますが、一つの基準として考えることは十分にできると思います。

両親と仲いい人だったりすれば、上記の想定からFIRE後の支出を実家に戻る前提をして月12万円の支出になるのであれば48歳ぐらいまでに2400万円も貯めれば65歳まで持つことも十分に可能といえるでしょう。この辺に関しては、それぞれの家庭事情もありますし、金額だけを聞いてFIREが可能か可能でないことを判断するのは難しいと言わざる得ませんね。実際にある例としては、親は働かない子供は嫌とかいって家に居づらくなる人もいたりしますね。

簡単にいえば、その個人の事情が色々あるので金額だけ聞いても難しいところはあります。特に最後の両親と仲いい人というのは、他の人間も絡んでくるので、出来れば家から独立を前提にしたプランの方がいいのは間違いないですね。独立を前提にしたプランで一旦家に戻るは全然ありだと思います。

65歳以降はどう考えるか?

この中でもう一つのポイントとして、65歳以降はどう考えるかというのもありますね。私は、まず65歳以降を考えすぎるのは止めたほうがいいと思います。特に男性独身者の平均寿命は67歳とも言われてます。これは、昔の1人で楽しむことが出来ない時代の数字であって今後は違う可能性もありますが、そこまで長くなるとも思いません。65歳以上になって生活に困窮すれば、それこそ生活保護を受けてもいいでしょう。現役時代と比べてはるかに受けやすい状況になっています。私個人としては、男性に関しては65歳とは言わなくても70歳ぐらいまでの金銭計画さえ立てておけば十分すぎると思いますね。女性に関してはもう少し長めに取ったほうがいいですが。

女性の方が老後が長いですからね。

大事なのは、老後ではなくFIRE後ではなく今である

最後に重要なポイントとして、大事なのは老後でもなくFIRE後でもなく今であることです。先ほど、今月20万円を使っている前提で話をしましたが、これは月20万円でストレスなく生活できる人に限ります。月20万円しか使えないことがストレスになるようでは、本末転倒と言わざる得ません。もちろん、FIREのために!と思ってしまう人もいますが、私からいえばFIREをする前である今も楽しむべきだと思います。そして、ストレスなく生活できる水準というのを見つけていくのも重要なポイントといえそうですね。

私個人であれば、独身で月20万円なんてとても使うことはありません。でも、それは人によって全然基準も違いますからね。

そして、いざとなれば仕事復帰すればいいだけ

そして、いざとなれば仕事復帰すればいいだけともいえます。現在年収1000万円稼いでいる人がそこに戻るのは厳しいです。でも、東京で年収400万円程度の人は、年収300万円程度の仕事に復帰するのは難しくありません。若いうちにFIREをして、仕事をせずに生活をしてみるのも人生経験としていいと思います。

あまり、FIREをするのを難しく考える必要もないと思いますね。2000万円を貯めた事実があるわけですから。月20万円使っても8年は持つ金額、8年後は別途考えるでも全然いいと思いますね。特に年収の低い人は。

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