さすがにこれだけ財政出動をするとインフレが怖い
日本は、そこまで財政出動はしていませんが、アメリカではかなりの財政出動を行っております。もちろん、今まで財政がかなりよくなってきたので日本よりできるわけですが、これだけお金を刷ればお金の価値が減っていきます。今回は、インフレについて考えていきます。
基本からいきましょう。
インフレとは
まず、基本ですがインフレとはなんでしょうか。簡単にいえば、お金の価値が減ることです。世界経済の規模がそのままでお金が増えれば単純に1円というお金の価値は減ることになります。それに伴って世の中のものの値段が上がる可能性があります。
インフレでもっとも上がるものはなんでしょか。その代表例が、株と不動産になります。株と不動産は、円の価値が下がることによってお金と比べて相対的に価値が上がっていくことになります。つまり、お金という絶対額で見れば値段が上がっていくことになるでしょう。
インフレとは、株や不動産の価値が上がり、現金の価値が下がるということです。
デフレとは
では、逆にデフレとはなんでしょうか。インフレの逆で現金の価値が高まっていくことになります。
上記とは、逆に株や不動産が下がり、現金の価値が上がることになります。1990年から2010年ぐらいまでは、これが続いていました。現時点でも地方はデフレの状態が続いているのかもしれません。
デフレとは、株や不動産の価値が下がり、現金の価値が上がることになります。
現在は、世界的に財政出動がすごいことになっている。
そして、現在は世界的に見て財政出動がすごい金額で行われています。
日本は、はっきりいって大したことありません。たかが、一人10万円の現金程度では大したことはありません。世界レベルでは現金給付以外にも税金免除なども行っております。
そして、一番目立つのは間違いなく米国でしょう。米国の財政出動はすごいレベルで行われています。そういう意味では、米国の株価は今後も堅調に推移していく可能性が高いでしょう。
米国の株価は今後も堅調な可能性が高いです。
ただし、ドル安に向かうことも
米国人が米国株に投資するにはそこまで問題はありませんが、日本人から見ると為替の問題があります。米ドルの価値が落ちるということは、米ドル安へ向かいことになります。つまり、円高ドル安になるわけです。
つまり、単純投資だと、米国株へ投資すればいいというわけでもありません。FXで為替でヘッジしながらやるのも一つの考え方かもしれませんが、今後は、米ドル安、米株高が続く可能性が高そうです。
ただ、米ドル安のレベルよりも株高のほうが大きくなるので円ベースでも米国株は十分に期待できるとは思われます。
つまり、日本株は難しい局面が続くかもしれませんね。
今回の世界の財政出動では、米国株高と米ドル安が予想できます。
欧州は、日本と同じような動きをしそうですね。
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