REITの長期投資は怖い
REITに長期投資をしてセミリタイアをしている人は多くいるように見えます。
今、セミリタイアのブログでもREITで配当金を多くもらって投資をしている人も多くいます。ただ、私はREITの長期投資は怖い印象があります。今回は、その理由について書きたいと思います。
ただ、間違いなくいえるのは今まではREITに投資していた人たちは勝ち組ということです。これは、今までタワーマンションを購入していた人が間違いなく勝ち組と同じことがいえると思います。
REITは国策で異常に値上がりをしている状態という認識
現在、REITは国策で異常に値上がりをしているという状態だと思っています。現在、日銀が定期的に購入をしています。まず、これが一番怖い点といえそうです。
ただし、これは株にも同じことがいえます。こちらも国策で異常に値が上がっている状態ともいえるのかもしれません。しかしながら、株式市場とREIT市場は大きさが違いすぎます。日銀の影響度は間違いなくREIT市場の方が大きいと思います。その点でもREIT市場のほうが、政策変更によっての影響度が大きいのではないかと私は思っています。
REIT市場はそこまで大きくないのに、日銀が買っている点が非常に怖いですね。
株の配当とREITの配当の割合が同じものが多くある
株の方は、配当が大きい会社がいいということではありません。ただし、安定企業になれば配当は大きくなってきます。そして、そのような会社と株の配当とREITの配当の割合がほぼ同じになりつつあります。株の方でもそれなりに成長している企業でも配当利回りが4％近いものも多く存在します。REITも4％ぐらいが現在中心になっていると思います。それであれば、やはり株の方に投資をしたいと思います。
その理由として、REITは当然のことですが配当性志向が100％です。それに比べて株の方は高いところでも大体配当性志向が50％ぐらいが普通です。これが同じ配当利回りということになると企業として利益を上げているのは間違いなく株の方が大きいわけです。つまり、REITをPERという概念で見れば5％の配当だとPERは20倍ということになるわけです。この点からみると今配当利回りが3.3％を切っているものもあるのでそのあたりはPER30倍以上となるわけです。このあたりを考えるとさすがに今のREITは割高になっているのは間違いないのかなと思います。
それ以外にもREITは企業と比べて税制面で恵まれていての現状ですので、もっと指数的には高いともいえそうです。
REITは思った以上に値動きが激しい
REITは思った以上に値動きが激しい銘柄だと思います。株式市場も全体と比べれば間違いなく値動きは激しいですが、個別の安定企業と比べればREITよりは値動きは激しくないと思います。比較をすればDocomoとREITはどちらが値動きが激しいかといえばREITだと思います。
つまり、値下げりするときは半端なく値が下がりかねないと思います。今から半分以下になることもREITではあるのではないかと思います。それに比べてDocomoが今から半分になるとは思えません。つまり、REITに投資をするぐらいならDocomoなどの安定企業に投資をしたほうがいいのではないかと私は思っています。
REITは安定投資と思っている人もいるかと思いますが、個人的には値動きは激しいと思います。
まとめ
ただし、最初にも書きましたが今までREITに投資をしてきた人は間違いなく勝ち組です。私なんかよりもいい投資を間違いなくしていた人たちといえるでしょう。今までタワーマンションを購入していた人は間違いなく勝ち組で、住宅ローンを組めたのにタワーマンションを購入していなかった人は間違いなく負け組だと思いますが、それと同じく今までREITに重点して投資してきた人は、そうでない人よりも間違いなく勝ち組といえます。
ただし、今後については私はREITへの投資は不安が大きいのも事実です。値下がりするときは、間違いなく大きく下げるものだと思います。日本株と比較しましたが、REITに投資するのであれば米国株へ長期投資したほうが間違いなくいいと思います。
今まで、REITに投資していた人たちは間違いなく勝ち組なので今後も続けたほうがいいと思います。
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