FIREと生活保護

スポンサーリンク

にほんブログ村 その他生活ブログ FIREへ
にほんブログ村

FIREと生活保護

この頃、他の人をブログを徘徊していたら、たまたま自分の記事の内容が張り付けられていましたね。今回は、その件と、そしてその記事に対してコメントをしてもらった内容について書いていこうと思います。そのコメントは、いつも批判的な内容ばっかり書く人なので公開はしていませんが。

ついでに、記事の内容を張り付けてもらうのは何の問題もないです。誰でもどうぞ状態ですね。



大前提として、自分は生活保護前提ではない

独身者はお金が無くなるリスクより使い切れないリスクを考えるべき
にほんブログ村 独身者はお金が無くなるリスクより使い切れないリスクを考えるべき このブログを見ている人たちは、FIREかセミリタイアを考えている人が多いと思いますので、けっこうな貯蓄をしている方が多いのではないかと想像します。 ...

上記の記事でも書きましたが、独身者が老後のことを考えても意味がないのところで生活保護でもいいのではないかと書きました。そこから見れば、分かると思いますが、私は結婚をしております。つまり、この記事の内容からも私は生活保護前提ではないのです。

何よりも私がセミリタイアを始めた2019年は5000万円の資産でしたが現状は5600万円を超えている状況です。不動産を売れば6600万円を超えている状況です。妻も不動産を売った前提でいれば3400万は超えてくると思いますので、1億を超える資産状況です。この状況から65歳以上が生活保護前提であるわけがありません。

それ以外にも60歳超えたら個人年金が入ってきたりと見えていない資産もかなりありますね。本来計上すべきともいえますが。

独身者に対しても生活保護前提でFIREしろと言っているわけではない

そして、独身者に対しても生活保護前提でFIREしろと言っているわけではありません。まず、何よりも65歳以降は年金があります。基本的にFIREやセミリタイアをしていた人はそれなりの金額の給料をもらっていた人が多いでしょう。そうなれば、年金は月10万円を超えてくる人がほとんどだと思われます。

つまり、65歳で資産0になっても今のルールであれば月10万以内の生活費であれば何の問題もないのです。この点から、現状独身者が65歳以降のことを考える必要はないわけです。

生活保護はあくまでもこの年金では足りなければ使えばいいのではと言っているだけですね。このことはその記事でも書いています。そして、現状のルールであれば生活保護など前提にしなくても65歳以降資産0でも十分に生活していけるでしょう。

では、生活保護がどういう場合かといえば、インフレや年金の減額など現状のルールから大きく逸脱した場合になりますね。インフレに関しても年金は連動するのでその心配も低いのですが、何かしら大きなルール変更によって足りなくなってくる可能性もあるでしょう。後は、病気で医療費が大きくかかってくる場合とかでしょうか。ただこちらも老人の医療費はかなり安くなるのでそこまで心配することはないのかもしれません。こちらもルールが変わるかもしれませんが。

つまり生活費が月10万円以内の人であれば、65歳以降の資産が0であっても現状のルールであれば生活保護にはならないでしょう。

独身者に対する侮辱

コメントであったのが独身者に対する侮辱ではないかという話です。上記の話であれば夫婦で65歳になれば年金は月20万円もらえる計算になります。月20万円で2人で生活をすることは独身者で月10万円で生活するよりもはるかに楽勝なのでこちらも65歳で資産0になっても何の問題もないといえるでしょう。何よりも現状私たちも家の住宅ローンの元本部分を除けば月20万円など使っていません。個人的にはけっこう贅沢しているつもりですが、超えてません。従って、上記の文言の中に独身者という区分けを入れる必要はないのかもしれませんね。

ただ、ここで独身者とそうでないもので分けたのは、単純に親族に迷惑をかけるかどうかの差だけですね。結婚すれば、パートナー側の親や兄弟などがいます。パートナー側の親など死んでいるんじゃないと思うかもしれませんが、私の場合パートナー側の親との年齢差は20程度です。つまり、65歳の時は、85歳とかなので普通に生きている可能性が高いです。それに比べて独身者は自分の親だけですし、もし最悪生活保護になったって誰にも気にすることはないのではということですね。

実際に後で見てみると独身者に対して恥なんてないでしょということなんで、侮蔑していることになるのかもしれませんね。見る人にとっては侮蔑しているようにとられても仕方がないかもしれません。そのコメントをしてきた人はいつも批判的ですので。

65歳未満も生活保護でいいのでは?

今回このブログから転載された人のブログのコメントで65歳未満も生活保護でいいのではというのがありました。これは、私の中で明確に違います。それは年金をもらっているかどうかの差です。年金をもらっている場合の生活保護費というのは「生活保護費ー年金」になります。それに比べて65歳未満の生活保護は生活保護費すべてで賄う必要があります。私の中でこの差は非常に大きいです。国に対する財政面でも大きな差があるでしょう。そして、何よりも仕事ができる年齢で生活保護は簡単に取れませんしね。

この差は非常に大きいと考えます。

現実問題として夫婦で65歳以降生活保護は無理

そして、生活保護費は「生活保護費ー年金」である以上多くの夫婦は生活保護は無理なのです。私が現状このままいくと月の年金は11万円は超えてきます。妻側も9万円は超えてきそうです。私が65歳になって妻がそれ未満の時は少し微妙ですが、それでも加給年金なるものがあって年金だけで15万円近くになるでしょう。

生活保護で夫婦の場合は最大でも18万円程度になります。生活保護が「生活保護費ー年金」である以上これがマイナスになってしまうため、現実問題として夫婦で65歳以降は生活保護は無理になります。というより、生活保護などもらわずに年金だけで生活保護費以上がもらえる状態になります。

私たち夫婦の場合の年金額をもとに計算しましたが、私たち夫婦は別に高年収だったわけではありません。多くの場合に十分当てはまるのではと思いますね。

このように計算をしていると、明らかに自分たちの資産が多すぎだなと思いますね。。

65歳以降は年金で十分な可能性が高い

現状ルールであればセミリタイアやFIREを目指している人は節約志向が非常に高いですので65歳以降は年金で十分な可能性が高いです。独身者であれば少し足りない可能性がありますが、夫婦であれば足りない可能性はほとんどないでしょう。そして、何よりも独身者の男性の平均寿命は67歳です。

これでも、まだ65歳以上のことまで考えてFIREやセミリタイアを考えますか?ということなのです。私はまったくもって考えるべきではないと思います。あるブログの人で3000万円を貯めてセミリタイアとありました。現在50歳以上、月の出費は7万円、現在2700万円。もしサラリーマンを辞めた後に月の出費が10万円になって収入0でも65歳では1000万円近く残ります。50歳まで仕事しているので年金も月10万円ぐらいはありそうです。この人はこれでもセミリタイアを目指すとありますが、完全リタイアでも何の問題もないでしょう。早くしたほうがいいよと言いたくなります。

あの記事は、65歳以降は生活保護推奨ではありませんし、実際に記事の中でも年金で足りなかったら生活保護でいいのではと書いただけです。そして、現状のルールであればそしてセミリタイアやFIREを目指すような生活レベルの人であれば年金内で収まる可能性が非常に高いでしょう。そして、もし現状のルールが変更されたりしたら生活保護もらっておけばいいと思います。このルール変更がどのようなものになるかは分かりませんが、ルール変更によって生活が維持できない人であれば生活保護をもらうのもたやすくなっている可能性がありそうです。そして、しつこいようですが、独身者の男性の寿命は67歳ですし、こんなことを考える時まで生きていない可能性もあります。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

コメント

  1. 匿名希望 より:

    「いつも批判的な内容ばっかり書く人」
    って、あの人かなと思ったら当たりでした。

    • mkso2018 mkso2018 より:

      コメントありがとうございます。

      確かに今見返してみると批判的な記事ばかりでしたね。

  2. 第三者 より:

    独身者男性の平均寿命が67歳だから65歳以後の生活なんて考える必要がないという意見は乱暴だなと思いますね。
    自分が何歳で死ぬかはわからないものだけれども、遺伝的な性質が関係してくるのは確かなようで、長生きの家系に生まれれば、自分も長生きする可能性は高いと考えるものだろうしね。
    統計による平均値がああだからこうだと断言するのは、老後2,000万円問題と同じように思慮が足りないと思うな。

    • mkso2018 mkso2018 より:

      >独身者男性の平均寿命が67歳だから65歳以後の生活なんて考える必要がないという意見は乱暴だなと思いますね。

      確かに乱暴な意見でしょうね。ただ、長生きする可能性しか考えず早く死ぬ可能性を考えていない人が多すぎな方が問題かと思いますね。
      別に今の仕事が楽しいのあれば(少なくても苦痛でないのであれば)、どうぞ続けてください。65歳以降のことも見据えて考えるべきでしょう。
      でも、今の仕事が苦痛なのであれば、65歳以降のことなど考えずに今のことを考えるべきでしょう。

  3. ヒロシ より:

    mksoさんは今の20~30代が今の生活保護と同等の受給ができると考えていますか?
    斜陽国家で今でも社会保障制度は崩壊しつつあるのにみんなこの点を無視しているように思えます。

    • mkso2018 mkso2018 より:

      >mksoさんは今の20~30代が今の生活保護と同等の受給ができると考えていますか?

      どういう意味でしょうか?今の20代~30代が65歳以降になったときに同等の生活保護費が受給できるかという意味でしょうか?

      上記の意味で回答するならば、金額ベースでは同等だが、価値ベースでは同等にならないと思います。少なくとも生活扶助は。金額ベースでは、今の野党およびマスゴミなどが減らすことを反対してくるので、減らすことは出来ないでしょうが、インフレを起こすことによって金額を変えずに実質的な価値が減っていくことになるのではと思いますね。

      ついでに、私は現状の生活保護費は過剰だと判断しています。金額面はまだしも、医療費無料はあるべきではないでしょう。現在の非課税世帯と同じレベルに留まるべきだと思います。

      >斜陽国家で今でも社会保障制度は崩壊しつつあるのにみんなこの点を無視しているように思えます。

      誰が無視してるのですか?

タイトルとURLをコピーしました