節税取引がやり放題なのもどうなのか?
先週の資産報告の中で、税金が重い話をしましたが、今週はとにかく節税取引を行っています。特にこの頃手数料無料化が進んでいるのと、小数点の取引が増えてきたので、それが一層やりやすくなっている状況です。
節税取引てみなさんやってるんですかね。
節税取引とは
ここで、節税取引とは何かについて簡単に説明しておきます。ちょっと前までだとみずほフィナンシャルグループがもっとも取引がしやすかったのですが、今だと三菱UFJフィナンシャルグループがもっとも取引がしやすいかなと思います。例えば、本日の始値が448.1円ですが、ここで1万株を買ったことにします。そして、別の証券会社で1万株を売ったとします。そして、448.1円で買った証券会社で今日の引け値の447.4円で1万株売ったとします。逆に1万株売った証券会社で今日の引け値で447.4円で1万株購入したとします。
これは、手数料なしで考えればプラスマイナス0であることは皆さま分かると思います。ただ、証券会社ではプラスマイナス0にはなりません。始値が448.1円で1万株を購入すると株式の世界では未だ小数点の対応ができていないので、数字が切り上がって449円で1万株を購入したことになります。これを447.4円で売ったことになるので16000円のマイナスになります。もう一つの証券会社も最後に447.4円で買った1万株が数字が切り上がって448円で購入したことになります。これを448.1円で売るので1000円の利益になります。つまり、国の税金を申告する部分では15000円の損失として計上されるのです。損失が0なのに15000円の損失として計上されることはつまりこの20%の3000円の節税ができることになります。
少し前はこのような取引と手数料を天秤にかけて微妙なところになっていますが、少なくともSBI証券では100万円以上の日計り手数料は無料なので手数料無料で対応することができますね。
ただ、日計り無料の証券会社がSBI証券しかないので、もう一つの証券会社では手数料がかかることになります。例えばGMOクリック証券で行えば1000円ぐらいの手数料および信用の金利がかかってしまいます。GMO関連の株主優待があれば、これを減らすことも可能ですね。
ここまで明示的にやらなくても
先ほどの説明は絶対に損をしないでの方法ですが、SBI証券で448.1円で購入して448.2円で売ったりする0.1円の取引を行うことができれば、1万株で考えれば利益は1000円ですが、損失8000円として計上されるのでその分節税を行ったことになりますね。先週までは、どちらかというとこちらの手法しか取っていなかったのですが、今週に入って証券会社を超えた取引を行っています。GMOクリック証券の株主優待が前期も6000円ぐらい余ったのですが、今期も1円も使っていなかったので今使うようにしています。
税金を減らすために鋭意頑張っているところになりますね。
みずほの株式併合はこれをなくすためだった?
ただ、今まで一番取引のしやすかったみずほフィナンシャルグループは、少し前は100円台で小数点もあったので非常に扱いやすかったのですが、現在は株式併合をして1000円台になってしまったので取引しにくくなってしまいました。みずほフィナンシャルグループの株式併合はこれをなくすためでもあったのかなとか思ってしまいます。どちらにしても、後今年は8営業日ですが、税金を減らすための取引を頑張って行っていくつもりです。利益を上げながら節税もしたいところですね。
まあ、小数点がなくても例えば200円前後の株を10000株を日計りで買って100株を制度信用でかえば手数料が数円程度で数字を切り上げられるので、実質1万円の節税取引ができるので、小数点がなくてもいくらでもやりようがあるともいえますが。ただ、絶対条件として売買代金はある程度ないと問題であることは間違いないですね。
もちろん、利益を上げることを最大の目標としますが、失敗しても節税できれば御の字というところでしょうか。
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