日経平均は、コロナ前の水準へ
日経平均は、ついにコロナ前の水準へ届きましたね。ただ、資産的には戻していない人も多いのではないでしょうか。私も持ち株をそのまま持っていたらかなり下がっていました。色々と売買をしたおかげで最高値を更新しつつはありますけど。
今回は、何故コロナ前の水準へ回復しているのかについて考えてみます。
今回のコロナは大企業には影響がほとんどない
まず、一つが今回のコロナは大企業にはそこまで影響がないことが上げられます。どこかの馬鹿なアナリストがこれから大企業が厳しくなるとか言ってましたが、大企業がほぼ安泰です。確かに4~6月期は大企業でも赤字になっている企業は多くあります。しかしながら、株価は半年先を見ていくものです。半年先と考えれば、大企業はほとんどの企業が回復していることになるでしょう。特にアメリカの景気に影響する業態は、反動がある分景気がよくなる可能性もあるぐらいです。
半年先を見据えれば株価が戻っているのに不思議はありません。
個別で見れば、違う世界が見える。
個別で見ていくと、日経平均とは違う世界が見えるというのもあります。TOPIXで見れば、まだ10%下がっているのが現状です。例で挙げてみると銀行株などは、2割程度下がっているのではないでしょうか。ちょうどセミリタイアのブログで三井住友フィナンシャルグループに一点投資をしている人がいますが、この株価を見てみると4000円が3100円程度になっているのが現状になります。他にも外食産業や航空産業など株価が大きく下がっているものは多くあります。
個別企業で細かく見ていると、けっこう下がっているものが多く損をしている人はまだまだ多いのではないでしょうか。
日経平均やダウはいい銘柄を集めている
日経平均やダウはいい銘柄を集めています。特にダウの方がいい銘柄を集めていますが、日経平均もいい銘柄を集めています。今回のコロナショックは、大型株より小型株のほうがダメージが大きいです。言い方変えれば小型株より上場していないような会社の方が厳しいでしょう。
つまり、日経平均が上がっているからといって景気が戻っているわけではありません。ただ、日経平均がおかしく上がっているわけでもないのです。
もちろん、お金が余っているという現象もあります。東京の不動産の値段が上がっているのも価値が上がっているより価格が上がっているのと同じですね。
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