家を買うことは資産形成に繋がるのか?
この頃、家の話をあまりしてませんでしたが、久しぶりにしてみたいと思います。
家を買うことは資産形成に繋がるかどうか・・・・多くの人が家を持てない状況ですので、世論的には繋がらない方向にしたいですよね。
結論:物件次第
まず、簡単に結論からいってしまいましょう。物件次第です。例えば地方の戸建なんか買ったらまったく資産形成になりません。それに比べて都心のマンションを購入してたなら、資産形成に繋がる可能性が高いです。ここで可能性といったのはこの20年は間違いなく繋がってるからです。今後については確定はしていませんが、現状のままいけば繋がる可能性が高いのではないでしょうか。
過去を追ってみましょうか。
過去の都心の大型物件
久しぶりに過去の都心の大型物件を追ってみたいと思います。具体的な物件を見ていきましょう。
THE TOKYO TOWERS
このマンションは2007年に作られてものになります。つまり、リーマンショック直前になりますね。その当時の単価は坪215万円でした。現在は坪410万円になります。つまり、倍になっているわけです。このマンション周辺でもここまで成功している例はなかなかありませんが、倍になっているというのはかなりすごいといえるのではないでしょうか。
ザ・タワー横浜北仲
こちらのマンションは2017年に出来たものになりますね。こちらは、新築時坪330万円でしたが、現在は坪600万円に迫る状況です。こちらはたったの5年でほぼ倍近い金額になっていますね。
パークシティ武蔵小杉ステーションフォレストタワー
少し悪い例も出してみましょう。
さて、このマンションをご存じでしょうか。武蔵小杉で浸水したマンションになります。よく貧乏雑誌などでこのマンションを買ったやつはみんな損をしたとか言われているマンションですね。このマンションですが、2010年で新築坪240万円でしたげ、現在は坪320万円になっています。あれだけのことがあっても33%もの上昇をしていることになりますね。どれだけ貧乏雑誌が参考にならないか、分かる一番の例ともいえますね。
このように都心でマンションを購入していれば数千万円単位のお金が増えたことになりますね。
過去は間違いなく資産形成になっていた
つまり、過去20年は間違いなく家の購入、その中でも都心のマンション購入をしていた人は資産形成に間違いなくなっていました。東京で不動産を購入している人は地方の人とは歴然とした差があるのです。
これこそが東京と地方の差ともいえるかもしれませんね。
未来はどうなる?
当然ですが、未来はどうなるか誰も分かりません。今後も値上がりをし続けるかどうかは分かりません。ただ、重要なポイントとして、今後インフレが起きるのは間違いないといえるでしょう。現在、物価の上昇は皆さん感じているのではないでしょうか。その中で、不動産はもっとも最初に価格が上がるものとなります。例えば、20年後東京の最低時給は年間3%ずつ上がっていけばほぼ2000円になっています。つまり、お金の価値が半分になっているわけです。ランチも2000円とか当然の時代になっているでしょう。その時に不動産の価格がどうなっているか・・・分かっている人は分かっていると思われます。本来なら、住宅ローン金利を考えるべきなのですが、現状0.3%台と非常に安い状況になっています。現在の住宅ローン減税は0.7%なので実質0.3%程度のマイナス金利ですし、少し前に住宅ローンを組んだ人は0.6%近いマイナス金利で住宅ローンを組んでいるわけです。
過去は、間違いなく東京に不動産を持っていれば資産形成になっていた。今後はどうなるか・・・
今持っているお金に相当する不動産はあったほうがいいと思われる
私が思うに、現在お金を持っていない人は持ってなくていいと思うのですが、お金を持っている人は不動産を持っているべきだと思ってますね。私も今の持っているマンションはほぼ自分の持っている資産と同じ金額になっています。不動産はインフレ対策になるので、金額の実質的な目減りを減らせるメリットがあると思います。
そして、もし何かあってもそれだけの現金を持っているので借金で困ることもないでしょう。
ただ、基本的には不動産を持っていることをお勧めしますけどね。サラリーマン時代に住宅ローンを組んでおきましょう。サラリーマンの特権ですので。
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