五輪で東京の財政はどうなったのか?貸借対照表を見てみよう

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五輪で東京の財政はどうなったのか?

東京五輪で無観客になったので、東京都民だけ増税があるかもみたいなことを言っている馬鹿がいますが、そのようなことを言っているのは自分が無知ですと言っているだけです。また、五輪は基本東京都のお金で行われています。従って、東京の財政が今問題なければ何の問題もないのです。

では、実際に東京の財政はどうなのでしょうか?

ほんの少し会計の知識があれば分かることなのですが、それさえ知らずに税金が~とか言っている馬鹿がいますよね。別に五輪のお金を他に使えばとか言ってますが、別に五輪のお金と別にいくらでも東京ならお金が出せるのです。



東京都の資産35.2兆円・負債6.5兆円

これが、現在の東京の貸借対照表になります。下記のページで誰もが見ることができるものになります。

https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2020/09/16/documents/01_01.pdf

このブログだと投資をしている人もいると思いますが、これから正味資産は28兆円になります。よく何かのお金が1兆円がほぼ0になったことでコロナで東京都のお金がほとんどなくなったとか言う馬鹿がいますが、別にお金というのは足りなくなったら借りればいいのです。東京都は上記から見れば10兆円ぐらい簡単に借りることができるでしょう。

でも、これだけじゃピンとこないかもしれませんので違う都道府県の数字も見てみましょう。

こういうのは比較して分かるものですので

愛知県の資産8.2兆円・負債6兆円

愛知県は、トヨタが地盤としている県ですので他の都道府県と比べて裕福な県だという認識を持っている人は多いのではないでしょうか。この数字を東京と比べてしまうと負債は東京と変わらないのに資産は東京の4分の1以下しかないと思う人もいるかもしれません。この数字についても下記のページに発表されてますね。

https://www.pref.aichi.jp/uploaded/attachment/356617.pdf

正味資産は2.2兆円で東京の10分の1以下になりますね。人口は東京の半分以下なので東京の財政状況の圧倒的なのが分かると思われます。

東京と比べるとかなりひどいと思うかもしれませんね。

大阪府の資産7.3兆円・負債6.3兆円

愛知県は、東京と比べるとかなり悪いように見えますが、日本で第2の都市である大阪はこの数字になります。正味資産は1兆円になります。東京の20分の1以下ですね。人口は東京の7割近くいるので1人あたりの資産でも10分の1以下になります。これも下記で見ることができます。

https://www.pref.osaka.lg.jp/attach/17834/00000000/R1pamphlet.pdf

これを見ると愛知県は大阪府と比べるとかなりのお金持ちであることが分かると思われます。愛知にはトヨタがいるのでお金持ちという印象は大阪と比べればよく分かるのではないでしょうか。

愛知は東京から見るとダメに見えますが、大阪と比べればかなりいいことが分かると思われます。大阪も昔はもっと悪かったのですが、橋下知事の時に色々とやってよくなってますね。橋下知事の功績は本来こういうところなんですが、多分世の中の人はほとんど知らないと思われます。

京都府の資産2.65兆円・負債2.5兆円

では、次に京都府を見ていきましょう。京都府は地下鉄を作った費用などでかなり財政が悪化している状況です。従って数字もかなり悪くなります。このように資産と負債がほぼ変わらずで正味資産は1600億円程度になります。大阪府の6分の1以下になりますね。人口は大阪の3分の1ですので一人当たりでも半分程度の資産になります。これもこちらで見ることができると思われます。

https://www.pref.kyoto.jp/zaiseijokyo/documents/01_r1zaimusyoruikanibanippankaikeitou.pdf

これを見ると京都の厳しさがよく分かると思われます。大阪と比べても厳しいですが、東京と比べたら150分の1以下の正味資産になります。さらに京都の厳しいところはコロナによって傷ついた部分が大きいことが上げられます。今後京都の状況はさらに厳しくなっていくことが想定されますね。だって後1600億円減ったら債務超過になってしまうのですから。

でも、だからといって京都府もすぐにダメになるわけでもないですね。

ここからは他の県と大雑把に見ていきましょう

千葉県の資産4兆1700億・負債4兆244億で正味資産1400億円

埼玉県の資産6兆1000億・負債5兆1000億で正味資産1兆円

神奈川県の資産5兆3000億・負債4兆8000億で正味資産5000億円

福岡県の資産4兆7700億・負債4兆5800億で正味資産1900億円

和歌山県の資産1兆3300億・負債1兆1700億で正味資産1600億円

北海道の資産7兆6000億・負債6兆5000億で正味資産1兆1000億

青森県の資産1兆8300億・負債1兆2800億で正味資産5500億

沖縄県の資産2兆7300億・負債1兆2400億で正味資産1兆5000億

このように数字を見ていけばどの県が裕福でどの県が厳しい状況なのか一目で分かるのではないでしょうか。そして、どれだけ東京が圧倒的な存在なのかも分かると思われます。東京の正味資産は28兆円ですから。ただ、最後に入れた沖縄もすごいといえそうです。東京の10分の1程度の人口で1兆5000億円あるわけですから、東京換算すれば15兆円になります。また、税金が高いことで有名な神奈川県とかは財政状況が厳しいことが分かると思われます。埼玉県は裕福で千葉県が厳しいのも分かりますね。

このように東京五輪をやったからといって他の事業ができなくなるわけではない

東京都の財政の豊さを理解できたでしょうか。つまり、東京五輪のお金があればとか言う馬鹿がいますが、東京にはまだまだお金があるのです。本来なら東京は減税をすることも出来てしまうのですが、それをするとさらに人が集まってしまうので出来ないだけともいえますね。実際に東京都議選で減税を公約にしているところもありましたが、する気になれば簡単に出来てしまいます。東京五輪で税金が~とか言っている人がいますが、東京都の財政はこのように完璧すぎるので何の問題がないので心配する必要は何一つないといえるでしょう。

まさに心配ご無用ですね。とりあえず相手を非難するときはこの程度の知識を持ってからしてもらいたいところですね。マスゴミも多分この程度のことも分かってなさそうですね。だからマスゴミなんですが。

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