生活保護を受けるとFIREは失敗なのか?

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生活保護を受けるとFIREは失敗なのか?

生活保護を受けるのは、FIREもしくはセミリタイアの失敗でしょうか。

生活保護ネタが続きますね。確かにFIREと関連性が高いですしね。



生活保護を受けたらFIREもセミリタイアも失敗と言わざる得ない

生活保護を受けたら、FIREもセミリタイアも失敗と言わざる得ません。その理由は、またに言葉にあるでしょう。FIREとは、金銭的な独立を果たした上に早期リタイアをすることが上げられます。セミリタイアも基本的には金銭的な独立およびフルタイムで働かないことでしょう。

でも、生活保護になれば、義務を負うことになります。

「常に能力に応じて勤労に励み、健康の保持および増進に努め、支出の節約を図り、その他生活の維持、向上に努めなければなりません(生活保護法第60条)」

生活保護の法律では、このようになっています。しっかりと節約をして仕事を出来るなら探して仕事をしなさいということになります。これは、65歳以上でもシルバー人材などに登録して働けということになりますね。実際、私の実家の庭掃除などをシルバー人材に登録した生活保護の人にやってもらったりもするようなので、こういう人は意外と多いのではないでしょうか。(ただ、2回目以降はシルバー人材を通さずお金を渡していたようなのでそのお金を申告しているかどうかは知りませんが・・多分馬鹿正直に申請などしていないでしょう)

つまり、この時点で金銭的な独立を果たしていないし、早期リタイアとも言えないのではないでしょうか。その点では、FIREもセミリタイアも失敗と言わざる得ませんね。

FIREもセミリタイアも間違いなく失敗ですね。

ただ、65歳以降に限れば・・・

ただし、65歳以降に限ればサラリーマンや自営業者も生活保護になる可能性は十分にあるわけです。(サラリーマンは年金の貰える額から見て可能性は低いですが。)65歳以降になれば、FIREやセミリタイアの失敗でもありますが、サラリーマンや自営業者をやってきた人と同じ失敗ともいえるでしょう。確かに、FIREやセミリタイアは失敗していますが、サラリーマン・自営業者でお金のない人と同じ道を歩むだけで別にFIREやセミリタイアでの失敗と特段見る必要もないのではと思いますね。

65歳以降は基本は皆仕事もしなくなるし、FIREした人もセミリタイアした人もサラリーマンも自営業者も同じですね。

人生の失敗とは?

人生の失敗の定義とは何とも思いますが、FIREの失敗やセミリタイアの失敗がその人の人生の失敗といえるのでしょうか?

例えば、

  • 嫌な仕事を65まで頑張って70歳で死んだ男性
  • 嫌な仕事を45までで辞めて20年間やりたくないことを止めて65歳で生活保護をもらって70で死んだ男性

お金に関しては前者の方が成功でしょう。65歳まで仕事をやっていれば年金も多くあるでしょうし、お金もあるかもしれません。それに比べて後者の人間は、FIREの失敗者だといえるでしょう。ただ、人生においてどちらが正解だったかは、人それぞれだと思いますが、私は後者だと思いますね。

ただ、後者も最後は65歳以上でありながら、シルバー人材に登録して仕事を探さなければならなかったりするのである意味辛い面も十分にあると思います。

これは、人それぞれだと思いますね。前者が悪いなどまったく思ってはいませんが、日本という国は前者でなければならないとしているところもありますね。

もちろんこれは二つの比較であって、一番いいのは、出来る限り早く仕事を辞めて生活保護をもらわずに普通に寿命を迎えることなのは当然です。

お金の失敗が人生のすべてではない

お金は、命の次に大事とも言いますが、お金の失敗は人生のすべてではありません。人生はお金のどれだけ貯めたかの競争をしているわけではありません。本人にどれだけ充実した人生を過ごせるかだと思います。せっかく貯めたお金、それをやりたくない仕事を辞めることに使っても全然いいと思います。

お金を貯めるのは目的ではないのですから。

生活保護は国民の権利

生活保護を嫌いな人も多いですよね。でも、テレビバイアスがかかりすぎている面もあるかと思います。

例えばこの写真は、生活保護者がお肉も半額じゃ買えないとか言って出てきた写真ですが、突っ込みどころ満載なんですよね。半額でも1550円とか880円とかあり得ない金額になっていますよね。

でも、生活保護者の大半はこんな人ではありません。私の実家の近くにいる生活保護者は、70歳を超えてもシルバー人材センターに登録をして仕事をしています。

もちろん、現在シルバー人材センターを介してやってなくお金をそのままその人に渡しているので多分特別申告せず生活保護費にプラスしてお金を使って楽しんでいるのかもしれません。1回の草むしりで数千円ぐらいだと思います。その程度の不正はあるかもしれませんが、多くの人はその程度の不正だと思います。

そういえば、昔知り合いの女性に生活保護とキャバ嬢を交互にやっている人もいましたね。この子は統合失調症なんですが、生活保護は抜けたいけど、仕事をするならキャバ嬢しか出来ることがないのですが、その時はいっぱいお金を稼いでいっぱいお金を使って、でも精神的におかしくなって精神病棟に入ってしまうらしいです。それを何度か繰り返してたら医者から仕事もしないように言われてしまったようですね。15年は前の話ですが、私自身が実家を離れてからはどうなったかもしりません。生きていればいいですが・・・最悪の結果になっている可能性もありそうですね。今でもそうですが、その当時は携帯キャリアを変えると端末代が異常に安くなって、さらに電話番号も変わったので現時点で追うことは厳しそうですね。

これは、私の周りの例なのでこれがすべてではないです。ただ、生活保護者はけっこう大変な思いをしている人が多いですね。また、後者の子とか許せないと思う人もいるかもしれませんね。キャバ嬢の時は、けっこう稼いでいたので服とかも一気に変わるんですよね。明らかに高級なものになっていました。一度この子から誕生日プレゼントをもらったのですが、私が人生で女性からもらった一番高額なものかもしれません。(二桁万円はこえます)でも、生活保護に戻ると服も普通の服になって人間が変わってしまうのです。ついでにいえばこの子は創価学会の人でしたね。今なら創価学会と生活保護の繋がりは知っているのですが、その当時はネットもまだまだなかった時代でしたので、ふ~んぐらいで終わってました。

ただし、生活保護の義務も忘れてはいけない

先ほども書きましたが、生活保護には受けた人にも義務があります。

「常に能力に応じて勤労に励み、健康の保持および増進に努め、支出の節約を図り、その他生活の維持、向上に努めなければなりません(生活保護法第60条)」

節約をして、仕事が出来るならば仕事をしなければなりません。65歳以上になれば仕事は出来ないでも通じるかもしれませんが、ケースワーカーが来てけっこう面倒なのではとも思いますね。実際、生活保護で草むしりを来ていた人たちは夫婦だったのですが、夫の方は草むしりをした数か月後には亡くなっていました。死の直前まで真夏の炎天下で草むしりをしなくてはいけないのですから。

このように仕事ができるのであればそれはしっかりと果たすべき義務といえます。もちろん、先ほどの後者の子のように仕事をすれば明らかにおかしくなるようでは、するべきではありませんが。

生活保護の権利はありますが、義務も果たすべき必要があります。義務をしっかり果たしているのであれば、生活保護自体は恥じるべきことではないでしょう。

ただ、生活保護の義務を果たさずに権利だけを主張する人には問題があると言わざる得ませんね。実際に死ぬときに生活保護を受けるとけっこう大変な目が待っています。ただ、それでも65歳まで目途がたっているなら今嫌な仕事を辞めるべきだと思いますね。何よりも死ぬわけではないので。大変な目にあうといっても、今の時代ならお金がないなりに楽しみを見つけることもできそうです。

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コメント

  1. こりr より:

    日本は制度的にアーリーリタイアにそうとう有利な国という印象の方が強いけどな
    仕事のやめやすさ、税制、経済状況すべてにおいて他国より有利に思える。

    • mkso2018 mkso2018 より:

      コメントありがとうございます。

      有利だと思いますよ。特に医療面が有利すぎますね。年収0でも、医療保険が効くし、健康保険料も月数千円レベルなので。

  2. はる より:

    さすがに65歳過ぎて働くのはしんどいので、生活保護を受給しますね。
    義務だの関係なく

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