コロワイドと大戸屋
今、株式市場で、話題になっているのはこのコロワイドと大戸屋です。場外乱闘を繰り返していますが、このことについて考えてみようと思います。
たまに株式市場ではこのようなことがありますね。
コロワイドと大戸屋の理念が違いすぎる
コロワイドは、レインズ社員に対する社内報をIRに出したことがありますが、社員に対するものすごい暴言が続いていました。それに比べて大戸屋は、街の定食屋からどうだこうだというお店になります。
また、コロワイドはすべてのお店でセントラルキッチンを導入していてお店ではほとんど調理をしていません。それに比べて大戸屋はお店内でかなりの調理を行っています。
つまり、考え方ややり方が全然違うわけです。そのような会社に買収と言われたら大戸屋側もびっくりしてしまうでしょうね。
あまりに理念が違いすぎますね。
コロワイドは直営店ばかりだが大戸屋はFCがほとんど
コロワイドは、ほとんどが直営店で行われています。それに比べて大戸屋はFC店が非常に多いです。FC店のオーナーたちは今の大戸屋の理念が好きでオーナーになった人が多いです。
今回の買収劇で一番可哀そうなのは、大戸屋のFC店のオーナーかもしれませんね。
コロワイドだったら絶対にFC店なんてやっていなかった人たちばかりですから。
業績が悪いのがすべて
大戸屋は、創業家とも喧嘩してました。それもすべて業績が悪いことがすべてなのです。人件費の上昇によってすべてをそれぞれの店舗で調理をするのが厳しくなっているのが現状でしょう。
コロワイドのやり方が、今では正しいと言わざるえません。または、値段を大きく上げるかですが、そうすればお客に逃げられて終わりになると思うので効率化を図る必要がありますね。
大戸屋の経営陣が、コロワイドのTOBに反対と決議をしたようですが、それだけでは何の意味もありません。大戸屋側でどのような変化を取るのか、どのように業績を上げるのかを明確化しない限り買収されてコロワイドの子会社にならざるえないでしょうね。
株式市場に上場しているというのは、常に業績を上げなければならないわけです。業績が悪い経営陣には、何の力もないのはしょうがないところですね。
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